先日、妻と1歳の双子を連れて石川県へ2泊3日の旅行に行ってきました。
今回宿泊したのは、加賀温泉の「森の栖リゾート&スパ」と金沢の「滝亭」の2軒です。


どちらも素晴らしい旅館で、大人だけなら間違いなく大満足の滞在でした。
一方で、1歳の双子を連れていたからこそ感じた大変さや注意点もありました。
これから小さなお子さんを連れて石川県への温泉旅行を考えている方の参考になれば幸いです。
それでは、「1歳双子を連れて石川県へ。森の栖と滝亭に泊まったリアルな感想【子連れ温泉旅行】」について書いていきます。
1泊目:加賀温泉「森の栖リゾート&スパ」
石川県へ到着後、まずは加賀温泉駅へ向かいました。
宿泊する森の栖では、事前予約をしておくと加賀温泉駅から送迎をしてもらえます。
今回はサイベックスのベビーカー2台にトラベルシステムでチャイルドシートを取り付けていたため、車への乗せ替えにどうしても時間がかかってしまいました。
私たち以外に乗客はいなかったこともありますが、運転手さんは「ゆっくりで大丈夫ですよ」と優しく声をかけてくださり、旅のスタートから温かい気持ちになりました。
最初の試練は長い階段とエスカレーター
旅館に到着してすぐに気付いたのが、エントランスまで続く長い階段とエスカレーターです。
スタッフの方に確認すると、この区間にはエレベーターが無いとのこと。
ベビーカー2台を抱えながらの移動は、正直なところ今回の旅行で最初の試練でした。
ただ、その先は館内の移動が非常にしやすく作られています。
森の栖は約1万坪という広大な敷地を持つ旅館で、部屋まで向かうだけでも複数のエレベーターを利用します。

最初は「こんなに広いのか」と驚きましたが、館内はベビーカーで問題なく移動できたため、エントランスさえ越えてしまえば不便さはほとんど感じませんでした。
半露天風呂付き客室は子連れでも過ごしやすい
今回は一休で半露天風呂付き客室を予約しました。

子どもがまだ1歳3ヶ月ということもあって、大浴場に連れて行くのはまだ早く、部屋でゆっくりと湯に浸かりたいと思ったからです。
部屋へ入ってまず感じたのは、その広さです。
室内は比較的フラットで大きな段差も少なく、1歳の双子が歩き回っても危険な場所は多くありませんでした。
もちろんベッドからの転落やコンセントなど、親が注意しなければならないポイントはありますが、全体的には子連れでも過ごしやすい印象でした。

客室の半露天風呂は温泉ではありませんでしたが、外の空気を感じながらゆっくり浸かる時間は格別です。
ただし、半露天風呂にはシャワーやシャンプーなどは設置されていないため、その点は事前に知っておくと安心です。
また、6月という時期もあってか夜は蚊が多く、特に深夜の入浴では虫対策が必要だと感じました。
手入れの行き届いた庭園に癒される
館内を少し散策しましたが、印象的だったのは美しく整備された庭園です。

苔が綺麗に管理されており、京都の庭園を思わせるような落ち着いた景色が広がっていました。

普段は仕事や育児に追われているため、こうした景色を眺めながら歩くだけでも気持ちがリセットされます。
子連れに優しかった夕食
夕食はプールサイドダイニングの個室でいただきました。
完全個室だったため、子どもが多少声を出しても周囲を気にする必要がなく、とても気楽に食事を楽しめました。
地元の食材をふんだんに使った料理はどれも美しく、味も大満足です。


子ども用の食事は注文していませんでしたが、ご厚意でご飯とふりかけを用意していただけたのもありがたいポイントでした。
椅子についても、大人用椅子に幼児用の補助椅子を取り付けてくださっており、細かな配慮が随所に感じられました。
朝風呂で味わう非日常
翌朝は夫婦で交代しながら大浴場へ。
大浴場は当然撮影が禁止されているので、文字だけでお伝えすることになりますが、広々とした浴場から手入れされた庭園を眺めることができ、朝から贅沢な気分を味わえました。
特に印象に残ったのは半露天風呂です。
山の斜面いっぱいに広がる苔の景色は幻想的で、日常ではなかなか見ることのできない光景でした。
丁寧な接客と美しい景色のおかげで、育児と仕事の疲れが少し軽くなったような気がします。
2泊目:金沢の名旅館「滝亭」
2日目は金沢へ移動し、滝亭へ宿泊しました。

到着するとすぐにスタッフの方が出迎えてくださり、荷物も部屋まで運んでいただけました。
チェックイン時から非常に丁寧な接客で、老舗旅館らしい安心感があります。
ベビーカー利用はできないが困らなかった
滝亭は館内が土足禁止です。
そのためベビーカーは利用できません。
子連れには不便かなと思いましたが、荷物をすべて部屋まで運んでいただけたため、実際にはそれほど困りませんでした。
子どもを抱っこしながら移動するだけで済んだためです。
客室から眺める犀川の景色
今回宿泊したのは半露天風呂付き客室。

部屋から見える犀川の景色がとても美しく、到着した瞬間から特別感がありました。

室内は広々として清潔感があり、さらにマッサージチェアまで設置されています。
ただし、小さな子ども目線で見ると注意点もありました。
館内や客室には段差があり、歩き始めたばかりの1歳児には少し危険です。

また、障子もあるため、親としては「破らないだろうか」と少しヒヤヒヤしながら過ごしていました。
子どもが遊べる個室夕食
夕食は別室の広い個室でした。
特に感動したのが、子どもの遊び場が用意されていたことです。
おもちゃも置かれており、食事を終えた子どもたちはそこで遊ぶことができました。

そのおかげで大人は慌てることなく食事を楽しめます。
料理は前日の森の栖同様に素晴らしく、石川県の旬の食材を堪能できました。
せっかくなので地酒もいくつかいただきましたが、料理との相性も抜群でした。
大人が喜ぶ滝亭の魅力
滝亭は子連れでも宿泊できますが、どちらかというと「大人の隠れ家」という表現が似合う旅館です。
館内には「兎夢」というライブラリーがあり、ゆっくり読書を楽しめます。


ラウンジでは時間限定でアルコールを含むドリンクサービスも利用できました。
子どもがいなければ、もっと長時間滞在していたと思います。
最後まで心地良いおもてなし
今回は11時チェックアウトのプランだったため、朝も慌ただしくありませんでした。
夫婦で交代しながら朝風呂を楽しみ、その後は滝見台で足湯に浸かりながら家族写真を撮影しました。

チェックアウト後は兼六園へ向かう予定だったのですが、旅館からタクシー割引券をいただけたのも嬉しいサービスでした。


帰り際には多くのスタッフの方が見送ってくださり、最後まで気持ち良く滞在することができました。
まとめ|1歳双子との石川県温泉旅行は大変だけど行く価値あり
今回宿泊した森の栖と滝亭は、どちらも素晴らしい旅館でした。
もちろん、ベビーカー移動や段差など、小さな子ども連れならではの苦労はあります。
それでもスタッフの皆さんの温かい対応や、美味しい食事、非日常的な景色のおかげで、家族全員にとって思い出深い旅行になりました。
双子育児をしていると、旅行そのものを諦めたくなる瞬間もあります。
しかし実際に出かけてみると、家族でしか味わえない景色や思い出があります。
石川県で子連れ温泉旅行を検討している方の参考になれば幸いです。
